今回のご紹介は
ジョージア州はアトランタの出身で
Charles “Chae” Stephens (ヴォーカル)
William “Apex” Bibbs (ヴォーカル)
Marcus “Danz” Jones (MC) の
2シンガー1MCで構成された R&B グループ
II Close による一曲
【Call Me Up】
1993年に Tabu Records よりリリースされた
アルバム
「More To A Man」 収録

彼らの唯一のアルバム。
当時の王道である
ニュージャックスイングが中心の作品。
NJS後期のサウンドを鮮やかに切り取った
隠れた佳盤です。
そんな中からの一曲ですが
硬めのビートに跳ねるドラムと
典型的なニュージャックスイングのサウンド。
ラップ調のヴォーカルとメロディアスな歌唱が交差して
ラップによるストリート感とR&Bの甘さがうまく融合しています。
フックはシンプルに
「Call Me Up」 のリフレインでキャッチー。
耳に残りますね。
ニュージャックスウィングが好きな方にとっては外せない佳曲で
クラブやDJプレイでも映える一曲。
NJS後期のサウンドを鮮やかに切り取った作品になってます。
大ヒットしなかったのは
徐々にR&Bがヒップホップ寄りに移行していく過渡期だったため
シーンの転換期に埋もれてしまったのが原因ではないでしょうか。
完成度の高い作品であることに間違いはないので
気になる方には是非聴いていただきたい佳曲です。
ちなみに
雰囲気の違う Extended Version でのPVが存在するので
気になる方はチェックしてみてくださいね。
今回ご紹介の楽曲の購入はこちらからどうぞ
Extended Ver. のPV はこれ
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