今回のご紹介は
ワシントン州はシアトルから
Lac Of Respect のメンバーとしてもお馴染みの
ギャングスタラッパー
A-Train による一曲
【Take My Life】 feat. Lady Train
2005年に Street Level Records からリリースされた
アルバム
「Tha Train Stops Here」 収録

クラブ向けの派手なチューンもありますが
全体的にはダークな雰囲気が漂う
シアトルのアンダーグラウンドヒップホップを象徴する一枚。
そんな中からの一曲ですが
冒頭から Lady Train 嬢による
「La la la, la la」
軽快なようでいて緊張感に溢れる始まり。
トラックはシンプルながらも
低いベースが響く不穏なビート。
A-Train によるラップは
リズムに乗るスタイルでは無く
リリックを伝える硬派なスタイル。
フックは
Lady Train 嬢の担当ですが
華やかさは無く
シリアスさを感じられる作りになってます。
このアルバムの核となる一曲。
死に対して強く語ったシリアスなナンバー。
A-Train の人生観が凝縮された傑作です。
ちなみに A-Train ですが
残念ながら 2019年にシアトルで殺害されてしまっています。
そのことにより
地元では当時この曲が
「予言」「遺言」のようだとして再評価されたみたいです。
「信じるか信じないかはあなた次第です。」
R.I.P.
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