【G-Funk】 Streets Of Compton

G-Funk

今回のご紹介は

カリフフォルニア州はコンプトンの出身で

Bloods 系の West Side Piru のメンバー

Klever G を中心とした

ギャングスタラップグループ

YGM Geez による一曲

Streets Of Compton

1993年に Ghetto Brains Records からリリースされた

マキシシングルとなっております。

ラジオ向けのクリーンバージョンと

より生々しいオリジナルバージョンの2つが収録された

彼らのデビューシングル。

ブラッズらしく赤が目立つジャケで

Tシャツのデザインなんかにしたくなるような

かっこよさがありますよね。

そんなシングル曲ですが

低音の効いたベースラインに

スムーズなシンセメロディが特徴的。

Tom Browne による名曲

Forever More

この曲をサンプリングする事によって

90年代のウエストコーストヒップホップのサウンドを色濃くしています。

ラップは

コンプトンのリアルを描いた歌詞が特徴的。

落ち着きつつも力強い声で

ストリートのリアルを伝えています。

韻の踏み方は典型的な90年代ウエストコーストスタイルですが

力強く直線的なフローなので聞き取りやすいと思います。

フックは

オシャレでファンキーでソウルフル。

男性シンガーの歌声がめちゃくちゃかっこいいですよ。

正直古さは否めませんが

ハードなビートに力強いリリックが

当時のコンプトンの現実を映し出すリアルが詰まった一曲で

90年代のギャングスタラップを語るうえで重要な位置を占める楽曲だと思います。

ちなみにこの曲

予定では

幻のアルバム

Mentality of the Street Soldier」 に収録される予定でしたが

アルバム自体リリースされなかったのは残念での一言です。

PVも存在するのでこちらも必見。

当時のリアルを感じられる作品になってます。


元ネタはこちらに収録されています

Tom Browne – Love Approach


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