今回のご紹介は
ワシントン州はシアトル出身の
ラッパー
Lil’ Gene A.K.A. Mr. Sandman による一曲
【Funny How Time Flys】
1997年に FITD Records から放たれたアルバム
「The World Is A Cemetery」
直訳すると
「世界は墓場」 とちょっと悲観的な
アルバムタイトル。
まぁ間違ってはいないと思います。
王の墓とされているピラミッドに片手を当て
もう一方の手には砂時計
メッセージ性を感じるジャケ。
そんなアートワークを手掛けたのは
Pen & Pixel Graphics 社で
いわゆるペンピクジャケ。
アルバム自体は希少な一品です。
そんな中に収録された一曲
太すぎず細すぎない中太なベースラインに
主張しすぎないシンセが絡みつくトラックが
絶妙で心地良い。
冒頭は
女性シンガーによる優しい歌声。
ラップも
程よくゆったりとした運びで優しさを感じさせる展開。
トラックの心地良さに忠実に決して邪魔せずにって感じです。
個人的には
女性シンガーによる展開が好きで
２ヴァース終わりに
変化をつけたフックからの
曲の終わりに持っていく流れが好き。
説明下手で申し訳ないので
実際聴いて確認してみて下さい。
アンダーグラウンドながらも
良質な一枚に収録された
心地の良すぎるギャングスタナンバーを
是非ともご堪能あれ。
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